税理士の役割

税理士の仕事は、税理士法の第2条にはっきりと記載されています。

それは、第三者の求めに応じて、
・税務代理
・税務書類の作成
・税務相談
を行うというものです。

税務代理とは、納税者に代わり、税務署に対して税金の申告や申請を行うことを指します。

法人税や相続税、所得税などは「自主申告・自主納税」です。すなわち、納税者ご自身で計算し、納めなければなりません。しかし、法律の知識なくして、申告、納税の全てを行うことはとても困難です。それゆえ税理士は、法律の知識をもとにお客様をお手伝いし、お客様の精神的・心理的負担を少しでも軽減するため、仕事と向き合っています。

また、申告・納税だけでなく、申告後の税務署とのやり取りにも関わっています。
申告に疑問点が残った場合、税務署は申告者に事情を聴いたり、会計帳簿などを調査します。これが「税務調査」です。この税務調査の時、納税者に同行し、納税者の代わりに説明や主張をします。

また、「税務書類の作成」も業務内容の一つです。
税務書類の作成とは、税務官公署に対して各種申告書・申請書・請求書などの税務申告書を作成することです。専門的な知識が必要となる書類作成において、税理士がお客様をお手伝いいたします。

最後に、「税務相談」も行なっております。
私たちは、税務の代理や、税務書類の作成だけでなく、税務に関する幅広いご相談を承っております。

私たち税理士は、一言で表すならば「税務の専門家」です。

税法は非常に複雑な法律であり、その内容も頻繁に改正されます。それゆえ、税法の知識を持たない一般の方々が、内容全てを把握することはとても困難であり、大きな負担になります。そこで、私たち税理士は、幅広く正確な税法の知識をもとに、皆様のお手伝いをさせていただいているのです。