相続税申告の期限

■相続税の申告期限
相続税の申告書の提出期限(申告期限)は、相続の開始があったことを知った日(通常の場合、被相続人が亡くなった日)の翌日から10ヶ月目の日までです。

申告期限の日が日曜日・祝日などの休日あるいは土曜日である場合は、この翌日が相続税の申告期限となります。

また、納付期限(納税額を税務署に納付する期限)も申告期限と一緒です。申告してから納付期限が設けられるわけではないので気を付けましょう。

申告書の提出期限に遅れて申告・納税をした場合には、原則として加算税及び延滞税がかかりますので注意が必要です。

もっとも、特段の事情がある場合、税務署に申請をすれば2ヶ月の範囲内で申告期限を延長できます。特段の事情は、遺贈に係る遺言書が見つかった時や、すでに生まれたとみなされる胎児が生まれた時に認められます。

■相続税申告書の提出先
相続税の申告をする時は、被相続人が死亡した時の所在地を管轄する税務署に相続税の申告書を提出します。相続人の住所地の税務署だと勘違いするケースが多いので、間違えないようにしましょう。

相続税の納付は、税務署だけでなく金融機関や郵便局の窓口でもできます。


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