相続税申告の流れ

ここでは、相続税を申告するまでの流れをご紹介します。
相続手続きの多くには、期限が設けられているので、時間を意識しながら手続していきましょう。

■1週間以内
・葬儀の手配
・死亡届の提出

死亡届は医師が記入した死亡診断書とともに、被相続人の本籍地又は届出人の住所地にある市役所・町役場へ提出しましょう。

■3カ月以内
・遺言書の有無の確認と検認
・相続人調査
・相続財産調査
・相続放棄・限定承認の申述

公正証書遺言以外の方法で作成された遺言書は、検認が必要です。
また、この期間以内に相続するかしないかを決める必要があり、この期間に申し立てしなければ、単純承認したことになります。

■4カ月以内
・所得税の準確定申告

被相続人が個人事業者だった場合など必要な人のみ行います。

■10カ月以内
・遺産分割協議
・相続税の申告・納付

正しく相続税を申告・納付するためには、前提として遺産分割協議を終わらせる必要があります。話がまとまらず、申告や納付に遅れると、無申告加算税や延滞料が科されることもあるので注意しましょう。


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